はいさい!クワガタブリーダーのキスケです!今回はやんばるにいる、綺麗な 虫 たちをご紹介します。
あなたのふるさと納税がやんばるの環境保全・絶滅危惧種の保護に繋がります。
やんばるってどこ?
やんばるというのは、沖縄県北部に位置する名護市以北のことを指し海、川、山、空のすべてが綺麗で美しい自然豊かな場所です。
その中でも森や山にポイントをおき、日本全国でもここでしか見られない昆虫や、キスケが実際に会ってきた昆虫たちを紹介いたします。
やんばるの 虫 ってどんなのがいる
やんばるの昆虫といえばヤンバルテナガコガネや、コノハチョウ、オキナワマルバネクワガタが有名ではないでしょうか。
全国的にも有名なこの虫たちを、少しだけ詳しく紹介したいと思います。
虫 1:ヤンバルテナガコガネ
ヤンバルテナガコガネは昭和58年に沖縄北部で新種として発見された、甲虫の中では日本一を誇る手のながーい、そして光沢が綺麗な虫です。
天然記念物ということもあり、密猟を防ぐためのパトロールまで実施されている、見ることもなかなか難しい虫です。
ユーチューバーのハイサイ探偵団さんが、動画での撮影に成功しており、当初その動画を観たキスケは衝撃を受けて、いつか生でみれたらと思っております。
虫 2:オキナワマルバネクワガタ
オキナワマルバネクワガタは、黒い光沢が綺麗でずんぐりむっくりな体をしているクワガタです。
クワガタ界隈ではオキマルとも呼ばれ、2016年には採取、譲渡禁止になり今では飼育者も限られたとても珍しいクワガタです。
クワガタ好きなキスケは紹介せずにはいられませんでしたw
この昆虫もヤンバルテナガコガネと同じく、いつか生でみてみたい種の一つです。
虫 3:コノハチョウ
コノハチョウは青と黄土色が綺麗な、とても貴重な蝶の一種です。
羽の裏面は枯れ葉のような色をしており、擬態が得意な虫でもあります。
私キスケは中部在住で、そのあたりの森に昆虫採取によくでかけるのですが、コノハチョウらしき蝶は一度もみたことがありません。
やはり、この蝶もヤンバルでしか見られないのでしょう。
虫 4:リュウキュウハグロトンボ
体が緑で羽が黒に青が入ったとても美しいトンボです。
見るのが難しい種かとも思いましたが、ヤンバルの河川ではよく見られるのだそうで、昆虫採取ツアーや比地大滝トレッキングガイドツアーでも、見かけることができそうですね。
キスケが山原で見つけた 虫 たち
ここからは、キスケが実際にヤンバルで見つけた昆虫たちをご紹介していきます。
虫 5:タイワンクツワムシ(幼虫)
タイワンクツワムシは成虫になると、体長は大きくて70ミリを超え、更には「ガチャガチャ」と大きな音をたて鳴く昆虫です。
クワズイモの葉の上にいることが多いですが、今回は別の葉でお休みしている所を発見。
虫 6:キイロテントウ
クワズイモの葉にとまっている、キイロテントウを発見。
体長は2ミリほどで、小さくそして黄色に黒の斑点模様があって、とても可愛い虫です。
虫 7:ギンボシザトウムシ
ザトウムシの仲間と思われる生き物を、雨上がりの葉の上で発見。
蜘蛛のような生物が苦手なキスケですが、この子は藍色で光沢があり、とても綺麗で可愛いかったです。
飼育も検討したほど魅力的だったので、皆様も見つけたら驚かずに観察してみてください。
やんばるで 虫 を見るときの注意点
やんばるは2021年7月26日に世界自然遺産に、めでたく登録されました!
その理由は「生物多様性」にあるんだとか。
様々な環境によって固有種が生まれたこのヤンバルの自然は、とても美しくおだやかで神聖な場所。
そんな環境を守るためにも、ヤンバルではルールがあります。
やんばるのルールとは?
やんばる国立公園の利用上のマナーになりますが、転載しておきます。
ゴミを捨てないでください
花や植物を採らないでください
野生動物に餌を与えないでください
動物を獲らないでください
歩行中禁煙
たき火は行わないでください
島の生き物にやさしい運転をしましょう
参考:https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/yambaru/manner/
この他にも、ロードキルを防ぐため車の運転や、外来種の持ち込みには十分に注意しましょう。
キスケも、やんばるの細い道路を車で走らせているときに、カメがロードキルにあっており寂しい気分になりました。
最低限のマナーは守りつつ、やんばるの虫たちの観察を楽しんでみてください。
あなたのふるさと納税がやんばるの環境保全・絶滅危惧種の保護に繋がります。